東日本大震災 10年目の祈り

東日本大震災 10年目の祈り

 私たちの毎日は、目が覚めたら、
 当たり前のようにお父さん・お母さんの声や姿があり、
 当たり前のように朝ご飯を食べ、学校へ向かう。
 学校へ向かう途中の街の景色はいつもと何も変わらない。
 学校に来ると、いつものように友達がいて、先生がいる。
 教室には、自分の机やいすがあり、そして、いつものように授業が始まる。

 私たちの毎日は、当たり前のように・いつものように繰り返されていきます。
だから、当たり前すぎて、私たちは、いろいろな人にお世話になっていることを、
今が幸せであることをなかなか感じ取れないでいるのかもしれません。
 
 今日は、3月11日、10年前の2011年(平成23年)3月11日(金)午後2時46分、東日本大震災が発生しました。
 当たり前の幸せな時が、いつものように見慣れた街の景色が、そして、いつもそばにいてくれた人が、激しく強い地震と恐ろしい津波によって奪われた日です。
 私達は、今、昨日までの友達が当たり前のようにそばにいて、そして、友達と楽しく過ごした昼休みの後、
また一緒に5時間目のお勉強を始めます。
 電気がつき、給食を食べ、トイレにも行ける、そんな何気ない当たり前の毎日の生活を送ることができる、
そして、昨日傍にいてくれた家族や友達が今日も傍にいてくれる、そんな幸せに今日は、日本中が一つになって深く感謝し、祈りを捧げる日でもあります。

☆ 黙祷

  私たち大謝名小学校では、その時間を1分とし、1分間の間に・・・
  黙る=目を閉じて、姿勢を正して心静かに
  祈る=低学年の皆さんは、
     東日本大震災で亡くなられた方が天国で安心して休むことができますように、
     そして、東北地方(岩手県・宮城県・福島県)に住む皆さんと同じように学校生活を送って
     いるお友達が元気に明るく過ごせますようにと祈ります。
    
     高学年の皆さんは、
     東日本大震災でいろいろな思いを果たせずに亡くなられた方の死を想像しながらも、             
     今の・これからの自分にできることは何かを考えてほしい。
     そして、被害を受けた東北地方(岩手県・宮城県・福島県)や
     自然災害によって大きな被害を受けた方々の立ち直り(復興)を祈ります。
 
 このような1分間をと、毎年、考えています。

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